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サンゴの移動

沖縄の大浦湾に巻貝(スイショウガイ)の殻にくっついて一緒に移動する
サンゴ(キクメイシモドキ)がいるらしい。
セットで生息しているのは世界的にも珍しいそうです。
巻貝に付着しているのが見られたのは、
川から流れ込んだ細かな土砂が砂泥層となって堆積する水深4mの海底。
本来キクメイシモドキは岩や石について郡体を作るため、
生息には向かない環境です。巻貝に付いているのは、
ひっくり返っても短期間で起き上がるので泥に埋まる心配がないから。
いまある環境に合わせて自分達が生息するために必要なことだったんですね。
大浦湾は普天間飛行場移設案の一つでもある沿岸案で代替施設の一部が
湾にかかる為、生態系への影響も懸念する声も出始めているそうです。

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