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とにかく歩く

今日も早起きして犬の散歩に行きました。
そのときにひらめいたのが
「犬も歩けば棒に当たる」。
犬って「たいしたことないもの」のたとえなんだな。
簡単に言うと
「犬だって歩いていればなんかしらある。」
っていってるんだよな。
なんかしらは、いいことでもあり
よくないことでもあるんだな。

なんにもしなければ何も起きない。
座っているだけだと
その周りをグルグル回るだけです。

恋をしなきゃ、失恋もしない。
(恋をしなきゃ、恋人はできない)
動かなきゃ、疲れない。
(動かなきゃ、何も始まらない)
仕事をしなきゃ、失敗もしない。
(仕事をしなきゃ、成功もしない)
話をしなきゃ、前にすすまない。
(話をしなきゃ、何もわからない。)
ものを使わなきゃ、壊れない。
(使わなかったら、意味がない。)
当たり前のことばかりだね。

犬(たいしたものでなくても)でも
今いるところから一歩踏み出せば
「賢い犬になる。」
「成功した犬になる。」
「天才と言われた犬になる。」
「おもしろい犬になる。」
「苦労を知っている犬になる。」
「心の痛みがわかる犬になる。」
何か踏み出せば
たいしたものでなくても
何かになるんです。

「歩いてきた犬」に、
なんだかんだ言うことはできる。
もともと
たいした者じゃないから
言い始めたらきりがない。
でも、エサの見つけ方がわかる。
足が丈夫になっていっぱい歩けるようになる。
テリトリーが広がっていく。

年齢を重ねてきた人に相談をするのは
歩いてきたからです。

犬にたとえた人間は
歩いて歩いて100年足らずの人生を生きていく。
たいしたものに中途半端になって死んでいく。
これもいいよなあ。

歩かないで、安全な場所にいるだけで
歩いている犬を批判したり非難したりする人がいる。
その方が楽だから。
そして自分は「たいしたもの。」だと思っている。

犬は今日も歩いている。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかり
たまあには、おいしい物を食べたりね。
ころんで、
「いててて。」何ていったりしてね。
その方がずっと、おもしろいよ。

  at 18:43
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