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文学と2.26事件

湯河原に行くことはあっても
あまりにも湯河原のことを知らないので
勉強をしてきました。

湯河原は文豪の地でもあるんです。
湯河原にゆかりのある作家が
こんなに沢山いるなんて
ちょっとビックリです。
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『痴人の愛』『細雪』などで有名な
谷崎潤一郎さんは晩年は、
なんとなんと
湯河原吉浜ですごしたんです。
クラブハウスの近くです。
知らなかった〜。

国木田独歩さんも有名な作品を
一杯残していますが、
私のイメージは作品よりも
恋に焦がれた佐々城信子さんと結婚したけど
なんとなんと、4ヶ月で離婚!!!
信子さんはかなり自由奔放な人だったらしく
いなくなっちゃたんです。
このあと独歩は傷心を癒すこともできず
渋谷で執筆に励んだらしい。
このてん末については
有島武郎さんの『或る女』に
詳しく書いてあります。
或る女が信子なんです。
という印象が強いな〜。

他にも芥川龍之介さん、与謝野晶子さん、
島崎藤村さん、などなど有名な人がいるんですよ。
私の見解はまだまだ尽きないんですが、
きりがないので次に行きますね。

2.26事件についてです。
光風荘に行ってきました。
一番印象的だったのは
果物ナイフ!
なんでこんな有名な事件で
果物ナイフなの!
と思ったかもしれないけど、
河野大尉が自決に使った果物ナイフなんです。
刃渡り10cmぐらいのナイフなんですよ。
これで自決?本当に〜????
でも、本当なんです。
何もかも取り上げられてしまって
あったのがこのナイフだったそうです。
自決した時に刃が折れたらしく、
このナイフ、刃こぼれしていました。
(飾ってあったんです。)
自決後、16時間後の翌日に
亡くなったということだから
かなり苦しんだんだろうなあと思います。
痛くって苦しくって、
のた打ち回ったんだろうなあ〜。
こんなナイフで!これしか本当になかったの?
と痛ましく思いました。
河野大尉の写真が飾ってあり、かなり男前です。
こんなかっこいい人がもったいない。。。。。

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他にも
へー、ほー、なるほどなるほど
と思うことばかりの一日でした。
いい一日だったなあ。

  at 22:52
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